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「サー」この音なんなのさー宅録時に発生するノイズの対処方法とは

Man in Black Flat-brimmed Hat in Front of Condenser Microphone

宅録をしていて、「サー」「ジー」等、ノイズが入ってしまう事があります。このノイズのせいでせっかくの作品が台無しに・・・。

そんなノイズでお困りな方へ対策をいくつか紹介していきます。

ノイズの種類

ホワイトノイズ

「サー」という、ボリュームを上げると聴こえてくる音です。

気にしない人は気にしないし、気にする人は気にするレベルのもので、完全に消せるものではないと思います。

プロの音源でさえ、少し聴こえる場合があるのである程度の妥協は必要かもしれません。

グランドループノイズ

「ビー」というもっとかなり耳障りなノイズです。

このノイズは「サー」というホワイトノイズと違って、耳障りなので無視するのはとても難しいですね。このノイズの原因の多くはグランドループノイズと呼ばれるものの可能性が高いです。

ノイズの発生場所

虫眼鏡を使って金と白のデバイスギアを見る人
オーディオインターフェース

USBケーブル一つで、デジタル情報をやり取りできる上に電源まで供給できる最強の便利ケーブルを使っていりものが多いと思いますが、「電源も供給できる」という事で、ノイズが発生することがあります。

対策

MIDIケーブルを使用してみることです。MIDIケーブルは電源を供給するケーブルではないのでUSBケーブルに比べてノイズへの影響はかなり少なくなります。

大体のオーディオインターフェースにはMIDIの入出力も備えているので、大体の人はUSBケーブルが2本あれば実践可能です。

電源ケーブルであるUSBケーブルの間でノイズが循環していたのに対して、電源を通さないMIDIケーブルを使う事によりノイズを減らすことができるという仕組みです。電源を通さないと言ってもケーブルが繋がる事にはなるのでゼロにはできないとは思いますが、一度やる価値はあります。

パソコン

宅録環境におけるノイズの原因で結構多いのはパソコンです。

録音する時に近くに置いてしまうのは当然なので意外と盲点になりがちです。

試しにギターやベースを近づけてみて「ジー」などノイズが大きくなったら、原因はパソコンですね。

対策

録音する位置・パソコンの場所を離す。この2つです。

無理な場合は座っている位置を逆向きにするだけでも、多少は軽減されます。

可能な限りパソコンから離れて録音しましょう。

ケーブル
Plug, Audio, Jack, Wire, Technology, Equipment, Cable

宅録をしていると、ケーブルをたくさん使用するので、床などにぐちゃぐちゃになりがちです。

ぐちゃぐちゃになると簡易的なコイルの様な働きを持ってしまい、機材にとってノイズの発生源となる場合があります。

対策

使わないケーブルはなるべく片付ける様にし、最小限のセットアップでレコーディングをするようにしましょう。

その他の家電
Tv, Wall, Vintage, Television, Amp, Amplifier, Sound

その他にも、スマホ、テレビ、PCディスプレイ、調光型の照明、電源ユニットなど、どのようなものでもノイズ源になる事があります。

対策

「これは怪しいかもしれない・・・。」と思ったものは、一度疑ってみましょう。

基本的に宅録する時は周りの家電は電源OFFにすることをオススメします。

ノイズの減らせるオーディオインターフェース

電源をUSBからとるバスパワーにも対応していますが、電源は別でとる事が出来るので、ノイズを減らす事が出来ます。

またアーティストの宇多田ヒカルさんが自宅スタジオで使用していたことでも知られているオーディオインターフェースです。

お値段は張りますが、オススメ出来るアイテムです。

まとめ

人によって環境が違うので、どこが何が原因でノイズが出ているのか、この記事を読んで少しでも改善出来れば幸いです。

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