ボカロを始めたい!ギターを録音したい!!DTM・DAW でかかせないオーディオインターフェイス。
でも、ボカロも始めたばかりの初心者だし、DTM・DAWとか全くの初心者でオーディオインターフェースの選び方もわからない!!
今回は簡単にギターの録音が出来るものから、本格的なものまで実際に売れ筋でおすすめのオーディオインターフェイスを5つまとめて紹介していきます♪
オーディオインターフェースとは
「オーディオ=音」ですね、「インターフェース」は直訳すると「接点」「境界面」といった意味になります。DTMの世界では
「コンピュータと周辺機器を接続する機器」
といった意味で使われています。つまり「オーディオインターフェース」は
- マイクやギター、シンセ等の音をパソコンに取り込む
- 取り込んだ音を再生する
際に必要な機器ということになるわけです。
オーディオ・インターフェースが必要なわけ
パソコンの中にはマイク入力やヘッドホン端子、スピーカーが付属している機種も多いですが、「音楽」用には作られていないため、録音をするとノイズが発生してしたり、音の遅れ【レイテンシー】を発生させてしまうため録音には向いていません。やまびこのように遅れて聞こえてしまうわけです。
なので、しっかりと録音をするにはオーディオインターフェイスが必要になってくるのです。
初心者のオーディオ・インターフェースの選び方
オーディオ・インターフェースの選び方1.入出力端子の数
ギター、ボーカル、ベース等のように何を録音するかで必要な入力数が決まってくるのですが、入力端子の形状も大事です。
特にコンデンサーマイクを使うのであれば、マイクを駆動する為に微弱な電流が必要になります。
主に+48Vファンタム電源と呼ばれる電源が別に必要になり、その電源は接続する機器=すなわちオーディオインターフェイスから供給されないと、その能力を発揮することが出来ません。よって、コンデンサーマイクを使用する方はファンタム電源に対応しているかも確認が必要です。
オーディオ・インターフェースの選び方2.音質
オーディオ・インターフェースの仕様で
24-bit / 192 kHz
等と書かれている事が多いですが、これは「量子化ビット数」と「サンプリング・レート」というものを表す数字になり、それぞれ数値が大きいほど高音質で録音・再生出来るといえます。
ですが、初心者の場合、この数値はそんなにこだわらなくても良いと思います。
(人間の聴覚域の上限は20kHzくらいと言われてるので、ほとんど違いが分からないと思います。)
そして、「量子化ビット数」と「サンプリング・レート」の数字が大きいとより良い音で録音、再生ができるのですが、それと引き換えにパソコンへの負担も大きくなってきます。その場合
・パソコンに負荷がかかる⇒処理が遅くなる、クラッシュしたり、音が歪む
・データ量が大きくなる⇒曲の管理が大変になる、ハードディスクの容量がすぐいっぱいになる
等の事が起きてきますし、価格もアップするので、メリット、デメリットを考えて選びましょう。
初心者の方であれば大体、24bit/48kHz以上の性能のある機種を選べば、問題ないかと思います。
オーディオ・インターフェースの選び方3.パソコンとの接続端子
- USB(ユーエスビー)
今のところ一番良く目にする端子ではないでしょうか、最近はtypeCというものも増えてきているので、お持ちのパソコンの接続端子を確認してくださいね。
・FireWire(ファイヤーワイヤー)
次がFireWireというタイプ。
・Thunderbolt(サンダーボルト)
最後にThunderbolt(サンダーボルト)となります。
それぞれの違いは形状はもありますが、主にデータの転送速度が違います。
結論
Thunderbolt > USB 3.0 > Fire Wire 800 > USB 2.0
と言った具合になるので、これを参考に選んでくださいね。
初心者におすすめのオーディオインターフェイス5選
ベリンガー UM2 2×2 USBオーディオインターフェース
価格は5,000円前後で購入が出来るインターフェイス。
録音機材はなるべくシンプルにしたい、初心者の方おすすめ。
このUM2をUSBでPCに挿しておけば、ギターやマイクをそれぞれ入力プラグに挿すだけで、オーディオインターフェース初心者でもすぐに録音が始められます。
+48Vのファンタム電源も入っているので、コンデンサー・マイクもいけます!ちょっと質の高い弾き語りデモを録ったりも結構使えちゃいます!この価格でこの使いやすさは衝撃的です。
Focusrite Scarlett Solo G2
価格は10,000円前後で購入が出来るインターフェイス。
最初の一台にぴったりなエントリーモデルです。ファンタム電源があって、コンデンサーマイクが使えて、ギター等の楽器もそのままつなげることが可能。Scarlett Solo G2は、Focusriteオーディオインターフェイスのシリーズにおいて、もっともコンパクトで、シンプルなモデルで、MacもしくはWindows PCベースでスタジオクオリティのレコーディングサウンドを追及するシンガーソングライター、ギタープレイヤーに最も適しています。
また、日本のレコーディングスタジオでに必ずと言っていいほど使われている、Pro Toolsのエントリー版、「Pro Tools First」が付いています。大まかな使い方はPro Toolsとさほど変わらないので、極めれば初心者からプロへの道が開けるかも。
NATIVE INSTRUMENTS ネイティブインストゥルメンツ / KOMPLETE AUDIO 6
価格は20,000円前後で購入が出来るインターフェイス。
KOMPLETE AUDIO 6は、Native InstrumentsがDTMユーザーへ送る唯一のオーディオ・インターフェイスです。低レイテンシーなどの優れたスペックに、上質なサウンドを誇る6チャンネルのオーディオ・インターフェイスです。4つのアナログ・イン/アウト、デジタル・イン/アウト、MIDI、低レイテンシー・パフォーマンスなど、レコーディングやパフォーマンスに必要なものが全部入っていて、音楽制作にオススメの製品になります。
ローランド USBオーディオインターフェイスRoland RUBIX-22
価格は18,000円前後で購入が出来るインターフェイス。
「Rubix22」は24bit/192kHzに対応した2in/2outのUSBオーディオ・インターフェイス。同社の旧UAシリーズと比べると横幅がコンパクトになっている点、筐体もより頑丈なメタルボディに変更されていて、何よりスタイリッシュなデザインがかっこいい!
Rubix22はUSBクラス・コンプライアントデバイスになっており、Macの場合は接続すればすぐに使用可能です。Windowsでも、Windows 10であれば接続するたけで自動的にドライバをインストールしてくれる優れものです。地味に便利な機能が、UAシリーズから引き続き、ダイレクトモニタリングをステレオ/モノラル/OFFと背面で切り替え可能なところです。機種によってはギターなどのモノラルソースを入力した際に、そのまま片側のチャンネルからしかモニターできないことがありますが、本機なら両チャンネルからモニターしたりとその辺を自由に設定可能です。その他MIDI入出力や、iPadとの接続にも対応しているため、色んなシチュエーションで使える1台になってます!
TASCAM(タスカム) 家庭用放送機器(USBオーディオインターフェース) MiNiSTUDIO CREATOR US-42W
価格は9,000円前後で購入が出来るインターフェイス。
TASCAM MiNiSTUDIOシリーズは、インターネット配信用のオーディオインターフェースになります。 かんたん操作で各種ネット配信サービスを使った音声演出を楽しめる家庭用放送機器で、
モード切り替えで配信/制作用途の双方に対応、マイク2本の同時使用が可能なハイグレードモデルです。歌ってみた配信に必須のリバーブエフェクトやVR CHATやバーチャルキャストにお勧めのボイスエフェクト、テレビやラジオに負けない効果音演出を可能にするPON出し機能など、配信を盛り上げるための機能を一台に凝縮したネット生配信に最適なオーディオインターフェイスです。
オーディオインターフェース初心者迷ったらコレ!!
ベリンガー UM2 2×2 USBオーディオインターフェース
シンプルで、初心者でも簡単に使えこなせて、めちゃめちゃ売れてるオーディオインターフェースなので、コレを買っておけば問題ないと思います。
色々と紹介してきましたが、高ければ良いというわけでもないので、今の自分に合ったものを選んでくださいね♪そして、自分の作った曲を最高の音質で作成してくださいね♪