PAミキサーは見た目にも複雑なものですが、更に種類もたくさんあるんです!!
そこで、今回はPAミキサーの種類と、それぞれの特徴を紹介していきます。
ミキサーとは
そもそもPAミキサーって何??
マイクや、ギターなど、入力された複数の音声信号を一つにまとめて出力する機材です。入力した機材の音量バランスを調整することもできます。
ライブで綺麗にまとまった音が楽しめるのはミキサーのおかげなんですね。
ミキサーの種類
ミキサーの種類は大きく分けて、3種類あります。
アナログミキサー
世の中の一般的なミキサーの大半を占めるのがアナログミキサーです。入力された音声信号をアナログのまま、音量や音色を調整し出力することができます。デジタルエフェクトやUSBオーディオインターフェイスを搭載した商品などもあります。
デジタルミキサー
入力した音声信号をデジタル変換し、デジタルデータとして処理を行います。本体サイズは小さいですが、多トラックを同時に再生することが可能です。また、デジタルレコーダーやプロセッサからのデジタル信号を直接入力することもでき、音質が劣化しないので、オーディオの現場で普及しています。フェーダーやイコライザー、AUXの送り量までも記憶出来るなど、自分の使いやすいようにメモリーが可能出来るのが特徴です(一部製品には搭載されていないので注意が必要)。
パワードミキサー
ミキサーとしての機能はアナログミキサーと変わりませんが、パワーアンプを内蔵しているので、SRスピーカーを直接接続することができます。セッティングがシンプルになる為、小‐中規模のカラオケ、コンサート会場で重宝されています。スピーカー接続端子として、スピコンやフォン端子を備えています。
オススメのPAミキサー
アナログミキサー
YAMAHA 6チャンネルミキシングコンソール デジタルエフェクト内蔵 MG06X
YAMAHA MGシリーズ中、最もコンパクトなMG06。
モノ・チャンネルの入力端子はマイク・ライン共用のコンボジャックになっており、入力レベルが大きい場合はPADスイッチを押して調整します。定番のダイナミックマイクをつなぐととても良い音を返してくれます。エフェクトは1/2ch共用の設定になりますが、この機種の使用用途を考えると問題ないでしょう。
ステレオ入力2系統も備え、デスクトップ周りの音をまとめるのに最適な1台です。
口コミ
ステージでのキーボード用ミニミキサー兼マイクプリアンプとして購入しました。
1.軽量
2.アダプタも小さい
3.PANがないけどライブでPAN振ることはない
4.マイクのファンタム電源付き
5.エフェクターもついている
6.1,2チャンネルをSTEREOにすると3系統のステレオ入力ができる。
など非常によくできている。
ノイズについてはエフェクター無しの方が有利な気がするが比べてないのでわかりません。
デジタルミキサー
Soundcraft Ui16 リモートコントロール デジタルミキサー
携帯端末やPCから直接ワイヤレスで制御できる操作性・音質に優れたリモートコントロール・デジタル・ミキサーです。
Ui Seriesは、市販の端末で離れた場所(約40m)からコントロール可能です。タブレットやスマートフォン、PCをWi-Fiで直接接続して、ほぼ全ての機能をワイヤレスで操作出来ます。
端末は最大10台まで接続でき、1台のUiを異なる場所から同時に操作できるのはもちろん、1つの入出力の異なる情報を複数の端末で同時に表示させることもできます。
口コミ
屋外見通し30m、室内体育館20m、混雑した居酒屋7m、木造建築2Fと1F等々。
2.4Gなので当たり前に電子レンジ使用時、遮蔽物では切れる場合もあります。
切断が不安な場合は有線LANでPCも用意できます。
それよりファンタム電源のノイズがチャンネルによって酷いです。皆無のチャンネルも在りますが。
パワードミキサー
ヤマハ YAMAHA パワードミキサー EMX2
高品位デジタルリバーブ、ハウリングを事前に防いでくれるフィードバックサプレッサー、スピーチや音楽などに適した音響設定を実現してくれる「1-Knob Master EQ™」などを搭載しているので、ミキサーや音響機器に慣れていない初心者の方でも安心して使用することができます。
使用用途
- 弾き語り・路上ライブ
- リハーサルスタジオ
- スピーチ・会議
- 文化祭・体育祭
様々な場面で使用出来ます。
横幅37.5cm、重さ4.2kgのボディーで、車のトランクにも収まりますし、ハンドルを装備しているので、持ち運びもとてもしやすいです。
口コミ
これまでどんな小さな会場でもPA機材一式を車に積み込んで行っていましたが、それほどの機材が必要ないときには軽くてとても便利です。イコライザーやハウリングサプレッサーもおもちゃのような簡単なものですが、意外に音も素直でハウリングもしませんでした。
まとめ
ミキサーにも色々と種類があって、ミキサーとスピーカー、一体型のパワードミキサーは、場所を問わず使用出来るので、色んなところで、ライブやスピーカーなどされる方には重宝しそうですね、最後までご覧いただきありがとうございました。